弊社は、電源開発株式会社(J-POWER)の子会社として、北九州市若松区の日本コークス工業株式会社の北九州事業所敷地内にて工場や発電所から出る排煙を処理する装置の触媒・吸着材である活性コークスの製造・販売を行っています。
活性コークスを用いた排煙処理技術は、旧・三井鉱山株式会社(現・日本コークス工業株式会社)が開発し1980年代より事業を営んで参りました。しかし、同社の事業再生に伴う変革のなかで、活性コークスの製造・販売を担う会社として、J-POWERと旧・三井鉱山株式会社が合弁で平成17年に設立し、再スタートを切ったのが弊社です。
弊社のお客様は、活性コークスを吸着材に使用する排煙処理装置やごみ焼却設備を運営する電力会社、鉄鋼メーカ、自治体などです。お客様が周辺の環境と調和して操業を続けていくうえで、弊社は大変責任のある仕事を担っていると自負し、より高い品質の維持・確保、及び安定した製品の供給に向けて日々精進して参ります。
また、弊社の親会社であるJ-POWERは、弊社の大口顧客であり、活性コークスを用いた複数基の大型排煙処理装置を導入・運営するとともに、排煙処理の技術部門を継承したジェイパワー・エンテック株式会社を通じてその技術を米国等世界に展開しており、これに伴って活性コークスの利用が期待されます。
弊社は触媒・吸着材である高品質な活性コークスの安定供給を通じ、お客様とともに持続可能な社会に貢献し、世界に羽ばたく企業であり続けたいと思っております。
今後ともより一層のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長 外村 健次郎